ココレスは「心」と「レスキュー」の造語で、「心に寄り添い、支える」取り組みを表しています。
こどもを失った遺族の方々、悲しみを抱える方々が安心して気持ちを共有できるコミュニティ作りを目指します。
誰もが「話してもいい」と思える安心の空間、寄り添える場所を作ります。自分の想いを共有する中で、少しずつ未来への一歩を見つけていく、そんな空間を目指しています。
言葉にできる悲しみも、まだ言葉にならない想いも、自由に表現できる時間と空間です。ここは、過去の出来事を無理に忘れるのではなく、大切な記憶を持ちながら未来を生きる力を育むための会です。
「凛の月会」は、ココレスの主要な活動として、こどもを亡くした親たちが互いに支え合い、未来を生き抜く力を見つける場です。
同じ経験を持つ仲間と共に、安心できる空間で悲しみや想いを共有します。
私は2023年に高校2年生の娘を自死で失いました。
それから今日に至るまで耐えがたい悲しみと向き合いながら、日常を過ごしています。
その過程では自身に現れる体調の変化や感情を理解することができず、苦しい日々を過ごした時期がありました。
身近な人に話せれば良かったのかもしれませんが、こどもを亡くした経験を他者に話すことは容易なことではありません。
なぜなら語ることは、故人に対する感情の表出を伴う行為だからです。
「ここなら涙を流してもいい、話をしても大丈夫。」と思える相手と場所が必要になります。
私の場合、自ら悲しみ語ることができなかったのでグリーフケアの本を読み、心と身体に起きた変化を理解しようと努めましたが、激しい感情を抑えることは非常に困難なことでした。
娘が他界して1年を迎えた頃、彼女をよく知る方(稲村先生)と娘の生前のことや、今日に至るまでの間に抱えてきた想いを語り合う機会がありました。
そこで自分が見守られ、支えられていることを実感し娘への想いと共に力の限り生きていこうと思えました。
同じ経験をしている人が安心のできる場で互いの想いに寄り添い、明日を生き抜く糧になることが私の願いです。
金子宏美
未だに彼女のことを思う時に
「自分の言動に間違いは無かったか」
「もしあの時に電話していれば、違った結果になったのではないか」
と、考えずにいられません。
親であれば尚のこと、どれほどの想いを抱えたまま生きているのでしょうか。
私は、当事者ではありません。ですので、子どもに関わる立場として、いずれこの会を皆さんのもとに、そのままお渡しする為のお手伝いをさせて頂いております。
沢山の方にこの会を知ってもらえますよう、心より願いできる限りサポート致します。
それまでの間宜しくお願い致します。
エイジア学習教室 代表 稲村久美子
エイジア学習教室埼玉県上尾市小泉5-1-5
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